Before the rain
天を指差す 姿が見えたら
考えないように それがいつものヒントだよ
何世紀も先にしか かなえられない
願いを 今はそう 雨が降る前に
Before the Rain
二つの兆しが 同時に見えたら
知ってることは 何も役に立たないよ
昼間の星のように きっとそこにあるから
もう行かないと ぼくら出会えるように
Before the Rain
本当はそうじゃない
Before the Rain
この使い道の分からない 記憶が消える前に
ISE
なにもさからわず
愛を与える
執着を捨てて
抵抗をやめるとき
目をそらさずにいま
こころをひらいて響く
鳥は空に
石は地面に
魚は海に
そして私は神様の手の中に
Walk With Me
ある晴れた日のこと
きみはぼくの前を歩く
もうここには居ない人の
思いが空から降ってくる
いつもぼくらが見てた
映画と同じように
まわりの音が消えて
モノローグが始まるよ
スピードの差が大きくなりすぎて
お互いが見えないから
時間の外に出ようか
そこでもしも目が覚めたら
足を片方上げないと
ゆれることができないよ
次の石に飛び移っても
同じ景色今どこだろう?
ほら もう見えてきたよ
君の目と目の間には
幾千の花に
おおわれた白い砂浜
明日ぼくの前から
飛び立つ鳥と一緒に
君の言葉が天に
昇ってゆくのを見てる
Traffic
タテとヨコは だいたい同じ数
天と地は ぜんぜん違う数
鏡の 向こうとこっちは 足してはいけない数
人型のブックエンド もうこれ以上本が
増えないように 見張ってる
みんないる場所へ だれも来たことがない場所へ
人々の足が 向かう先を見ていたら
足元の 渦に気付く
君の靴は 君よりよく知ってる
Her Deaf Dog
画面に向かって 指を噛み
君の友達 見つけたよ
今から彼を 車で
君のところへ 連れてくよ
They hear the inner sound.
And hear quiet in the outer sound.
君の窓は 3階で
ずっと遠くを 見ているよ
They hear the inner sound.
And hear quiet in the outer sound.
ずっと 前に 教えて くれた
君が 子供の ときに いつも
となりに 座ってた 耳の聞こえない
(イヌのこと)
君の耳に 届く音は
きっと彼にも 聴こえるよ
It Won’t be Long
It won’t be long. Yeah yeah...
宙に浮かぶ光
何も照らさずに
顔も知らないまま ぼく達は
頭まで上着かぶって
隠れる場所どこにもなくて
雨は若くて 嵐は年老いて
風を起こす機械
蜜を吹き飛ばして
甘い空気吸った ぼく達は
プールの後の少年の
初めて見る横顔のように
川は若くて 海は年老いて
行き先を変えたよ
だれに言えばいい?
5.4.3.2.1
もうすぐ行けるよ
It won’t be long. Yeah yeah...
Lost in Oddland
まわり道で迷って
世界の果てのようなところで
僕が帰り道を探してたら
君の歌が聴こえてきたよ
Incoming Transmission
きのう見た夢は 雲の上で
月明かりの中 じっと待ってる
揺れて落ちないように
大切に きみが作ってくれた
羽が付いてる 服が 届いたら
すぐに 試そう
夜が明けたなら 誰かを起こして
見たこと全て 話してみたら
もう忘れかけてる
まっすぐに 降りてくる最後で
羽が壊れて いつもと 同じように
朝食を 食べに行こう
繰り返さない 宇宙からの声を
映し止めようとして
あまりに多くて 意味も分からなくて
ただ聴いてるだけ
But it’s alright.
Play it Backwards
例えば 久しぶりに会う友達が
ぼくにくれた 変な音のレコード
何度 聴いてみても聞き取れない
そしてぼくは 反対向きに回す
Uh la-la-la
君の声は 逆回転で ぼくらの耳に
そのあと 君の家を訪れて
入り口を 探してみたけれど
どこにも 扉も窓もない
庭の奥には 空に続く出口
Uh la-la-la
君の時計 逆回転で 生まれたときへ
Uh la-la-la
君の声は 逆回転で ぼくらの耳に
君の声が聴こえてるよ